ウナギ・サヤカ自主興行「ウナギ絶好調」(両国国技館)で「悪人顔スーパースクランブル」が行われ「超すごいX」としてまさかの格闘王・前田日明氏(66)が登場した。
試合は通常ルールに加え、オーバー・ザ・トップロープルールと「ビビったら負け」であることがアナウンスされてから鈴木みのる、ダーク・ウナギ、山下りな、竹田誠志、伊東優作、名無しが入場。その後「超すごいXの入場です」のアナウンスに続き、前田氏が登場した。
花道を進みエプロンに立った前田氏に対し、ウナギが「オイ、前田日明! 言いたいことが一つだけある。今のプロレスラーの受け身を見ろ!」と怒声。続いて選手たちがみのるにチョップを受けて、受け身を取って見せた。もちろん、これは前田が自身の公式YouTubeチャンネルで現在のレスラーの受け身や質を批判したことへの〝反論〟だ。
続いてウナギから「どうだ?」とマイクを渡された前田氏は「オメエ、できてんのはおっぱいだけじゃねえかよ。体ができてねえよ、体が」とあざ笑う。これにウナギが「あの騒動があったのに来るなんて、なかなかやるな。前田日明、必ずお前を査定してやるよ」と返し、会場を沸かせた。
すると前田氏は「お前、頭おかしくなっても知らねえよ、気持ちよくなりすぎて。大丈夫か?」と返答だ。さらにリング上のレスラーを見回して「お前らな、真剣にやんないと。ここは命のやり取りをする場面がいっぱいあるんだよ。分かってるか。なんの〝プロ〟なんだよ。自分の職業に〝プロ〟がついてるってことをよく考えろよ」と諭し、ロープをまたぐことなく去っていった。
その後、試合は混戦の末に名無しが勝利した。