新日本プロレス4日山口大会「スーパージュニアタッグリーグ」公式戦で、金丸義信(46)、DOUKI(30)組がIWGPジュニアタッグ王者のTJP(38)、フランシスコ・アキラ(23)組を撃破し、2勝目をあげた。
開幕5連敗でまさかの最速敗退となった鈴木軍の実力者コンビが意地をみせた。DOUKIが王者組のアリウープ(合体式バスター)からアキラのスピードファイヤー(変型バスター)を浴びてしまうが、金丸が間一髪でカットに間に合う。金丸は王者組必殺のザ・リーニングタワー(合体式カッター)を狙われながらも、アキラにウイスキーを噴射。TJPに旋回式DDTを決めて敵軍の分断に成功する。
孤立したアキラに対してDOUKIはデイブレイク(スワンダイブ式DDT)を発射。最後はスープレックス・デ・ラ・ルナ(変型飛龍原爆固め)で金星を奪ってみせた。
今年5月の福岡ペイペイドーム大会では同王座に挑戦するなど、今年のジュニアタッグリーグ戦線を盛り立てた。今リーグ戦ではすでに敗退が決定しているが、金丸は「いいね、どんどん引っかき回してやるよ。俺ら優勝なんかどうでもいい。上位のヤツら、戸惑ってるんだろうな? ここと、ここだよ。それだけだ」と頭と腕を指してニヤリ。
DOUKIも「そんな試合はよ、俺はメキシコと米国でさんざん経験してきたんだ。それはお前らが王者になってからもずっと思ってたことだ。今日証明できてよかったよ。楽しかったよ。残りのタッグリーグも、俺とオジキでかき回してやるから、楽しみにしとけ」と豪語していた。