ボートレース桐生の「第28回東京スポーツ杯」は10日、初日が行われた。
竹之内極(29=福岡)は5号艇の前半4R、Sで遅れて1周バックでは最後方ながら、道中追い上げて3着。後半10Rは4コースから1M引き波にハマって4着となったが「前を追い上げられたし、足は全体的に悪くなさそう。乗り心地とかスムーズさは満足していないから、そこだけ修正したい。ペラ調整を続ける」と気配はまずまずで、底上げも見込める状態だ。
前節、まるがめの4日節でデビュー9年目にして念願の初優勝。「まるがめはエンジンがとてつもなく出ていた。自分の走りのリズムも良かったから、一節間ずっとゆっくり過ごせた。ようやく優勝できたのは、本当にうれしかったしホッとした」と笑顔で振り返る。
今節も4日節で2日目は早くも予選最終日となる。「エンジン的に、今節はまるがめみたいにゆっくりできなさそう。優勝したけど、初心に戻って、まだ優勝してないつもりで戦いたい。しっかり調整する」と、謙虚な気持ちでまずは予選突破につなげる。