弁護士の岡野武志氏が10日、自身の「X」を更新。週刊文春が報じた女優・永野芽郁(25)と俳優・田中圭(40)の親密LINEについて言及した。

 8日発売の週刊文春は、2人の親密な関係をうかがわせるやり取りを詳報した。2人の所属事務所はそれぞれ本人に確認し、LINEでこのやり取りはしていないと発表。不倫疑惑も改めて否定した。

 岡野氏は今回の週刊文春の報道について「トーク履歴の公開は、さすがにやりすぎ。報道の名を借りた公開リンチを見せられているようで、ただただ気分が悪い」と不快感を示した。

 続けて「法律的には、他人のLINEトーク履歴を無断で抜き出す行為は、プライバシーの侵害であり違法」とも指摘。「そのトーク履歴が、政治家や官僚の汚職の証拠なら、まだ報道としての価値もわかる。でも、いち芸能人の不倫レベルでは、公益性があまりに弱い」と持論を語った。

 そのうえで「違法に入手されたトーク履歴を、世間に晒して金儲け。報道機関として完全に腐ってる」と週刊文春を批判すると「これはスクープじゃなくて、ただの暴力」と訴えた。

 岡野氏のポストに対し「X」では賛否両論。「本当にそう思います」「さすが弁護士です」と肯定的な声がある一方で「認めないから証拠出されてるだけ」「では不倫が隠されるのは問題ではないと?」「奥さんの気持ち考えると擁護できない」と批判的な意見も寄せられた。